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「晴れ」「雨」「曇り」- 英語で天気・天候について表現する。

英語での言い方

英語で話をする時、まず最初に、”Hi, how are you?” と挨拶を交わします。

が、次に何を言いますか!?

親しい仲で、言いたいことがいっぱいあればよいですが、「あまり親しくない人と、軽い会話をする」というケースも、コミュニケーションの場面ではたくさんあります。

そんな時、もっとも便利なのが・・・天気の話!

主婦の会話術でもあります(笑)。

 

天候の話は、日常生活の中で、切っても切れないテーマです。

海外で暮らし始めて、私がまず一番最初に「マスターしたい!」と思ったのが、英語の天気予報のニュースを理解することでした。

そこで、この記事では、天候に関する基本的な単語と、それらを使って「いい天気だね」「昨日は雨が降った」「風が強い」「ムシムシする」などの表現を紹介します。

天気予報でも、とても良く出てくる表現なので、覚えておくとニュースを聞く時も役立つし、もちろん日常会話でも大活躍です。

「晴れている」「曇っている」など、天気の様子・状態を表す言葉

 

「~っぽい天気だ」「~がちな天気だ」というふうに、その日やその期間の、天候の様子・状態を表す時に使われる単語を以下に紹介します。

これらは形容詞です。

 

 英単語  意味
sunny  晴れ。
cloudy  曇り。

※partly cloudy というと、部分的・局所的に曇り、という感じ。

rainy  雨。(雨がちの天気)
windy  風が強い。
humid  湿度が高い。じめじめする。
dry  乾燥している。(雨が少なく空気が乾いている天気)
wet  雨がちのじめじめした(天気)。

※rainyの代わりにも使われる

stormy  嵐のように荒れた天気。
snowy  雪がよく降る(天気)。
foggy  霧がかかっている。

 

例文)

 

“It’s sunny today.”

今日は晴れだ。

“It’s windy today.”

今日は風が強いね。

“It’s hot and humid today.”

今日は蒸し暑い。

“The weather forecast says that it will be stormy tomorrow.”

天気予報によると、明日は嵐のような天気になるそうだ。

“I don’t like this wet weather.”

このじめじめ雨が続く天気は好きじゃないよ。

 

 

「雨」「雪」など、天気に関する単語

天気に関する単語と、例文を紹介します。これらは名詞です。

英単語 意味
sun 名詞の場合、「太陽」という意味もありますが、in the sun で「陽射し」「日なた」「日光の下」という意味になります。

“It’s hot in the sun. “
日なたは暑い。

cloud  雲
rain  雨
shower  ザーッと降る雨

※a shower  または showers の形で使われる

(オーストラリアの天気予報ではよく使われます)

wind  風
snow  雪
 storm  嵐
thunderstorm  雷雨
drizzle  霧雨・細かい雨
hail  ひょう・あられ
frost  霜
typhoon  台風(太平洋西部で発生する暴風)
cyclone  サイクロン(インド洋で発生する熱帯低気圧)
hurricane  ハリケーン(西インド諸島で発生する熱帯低気圧)

 

例文)

“We had a lot of rain this month.”

今月、(私達の住む場所では)たくさんの雨が降った。

“We usually have storms from May to August in Perth.”

パースではたいてい、5月から8月に(いくつかの)嵐の天気がある。

“We had hail yesterday.”

昨日、ひょうが降ったね。

※Weは、自分を含め同じ地域に住む住人のことを指し、「私達はひょう(雪、雨、嵐…)を経験した」というような表現ができます。天候のことを言う場合にとてもよく使われる、ナチュラルな英語表現です。

 

「雨が降る」「晴れる、天気が回復する」など、天候が変わる時の表現

「雨が降る」「晴れる」など、天候の動きや変化を表す動詞と、その使い方を紹介します。

 英単語  意味と例文
rain 意味)

雨が降る。

例文)

“It’s going to rain at some point tomorrow”

明日のある時点で雨が降るみたいだ。

clear up 意味)

(雨が上がって)晴れる。

例文)

“It was rainy in the morning, but then it cleared up in the afternoon.”

午前中は雨の天気だったが、午後には雨が上がって晴れた。

ease 意味)

(悪条件の天候・気象状況が)ゆるむ、回復する。

例文)

“Showers will ease across the state’s southwest overnight.”

夜のうちに、州の南西部では、雨が和らぐでしょう。

pour down 意味)

雨が土砂降りに降る。

例文)

“It’s pouring down outside.”

外はザーザー降りの雨だよ。

snow 意味)

雪が降る。

例文)

“It’s going to snow this weekend.”

この週末は雪が降るようだ。

 

天気予報では…って英語でどういうの?

英語で天気・天候のことは、weather と言います。

天気予報のことは、weather forecast です。

「天気予報では、明日は晴れだって。」とか、「予報では週末は雨らしいよ。」などと言う場合が、よくありますよね。

「天気予報では、~という予報だ。」ということを言いたい時は、

The weather forecast says (that) ~.  ※that は省略可

という形になります。たとえば、

The weather forecast says (that) it will be sunny tomorrow.”

天気予報によると、明日は晴れるそうだ。

The weather forecast は、The forecast に省略されることもあります。

先に紹介した単語や表現を使って、「天気予報によると、明日の天気は…だ。」と言ってみましょう!

 

「いい天気」って何て言う?

天気の話をする時、日本語では、「いい天気だね。」とよく言います。

英語ではどう言うのでしょうか?

 

“It’s sunny today.”

今日は晴れているね。

と言ってももちろんOKですが、他にも、

 

The weather is good/great/nice today.”

今日は天気がよい。

It’s a lovely/beautiful day today.”

今日はすばらしい(天気のよい)日だね。

It’s good weather for doing outdoor projects.”

屋外での作業をするには良い天気だった。

などの表現もあります。

 まとめ

 

天気のことってとても身近な話題です。

私達の生活には欠かせません。

それは英語でも同じ。

 

天候の話と言うのは、ビジネスでの挨拶やスピーチと違い、決められた機会があって、そのために用意しておくような話題ではありません。

しかしながら、人と接する中で、ふとした時に、当たり前に話題になることです。また、すごく基礎的なことだからこそ、本当に英語として身についているかどうかが問われることでもあります。

一つ一つ、覚えて行きたいですね!

 

でも言い換えれば、天気というのは、誰もが身近に経験することだからこそ、相手との距離感に関わらず話題にできます。

話のきっかけにするには、とっても便利な題材!

今回紹介した表現は、ごく基本的なもので、他にも色んな言い方があると思います。

また、世界にはさまざまな気象現象があるので、住む地域によっても、よく使われる特徴的な単語や表現はあると思います。英語を通して、そうした自然環境の違いに目をむけるのも、よいことですよね。

 

また、天候の他に、「暑い」「寒い」といった気温に関する英語表現も、日常生活の中ではとても重要です。これについては、以下の投稿をご覧ください。

「暑い」「寒い」- 気温について英語で表現する方法。
日常会話の中でよく出てくるのが、天気の話題の他に、「暑いね」「寒いね」などの気温の話。こうした温度の表現も、英語にはさまざまな言い方があります。どのくらいの温度だとどんな英単語を使う?暑さ、寒さを尋ねる英語表現は?最高気温・最低気温の言い方は?など、詳しく紹介しています。
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