「英語が苦手です」「英語が上手くないです」どういえばいい?

英語での言い方

オーストラリアに来た最初の頃、何を話すにも自分の英語に自信がなく、話しかけられても英語が理解できず、歯がゆい思いをしました。

そんな時、

「英語がうまくなくてごめんなさい。」

「英語が苦手なんですみません。」

と言うべきかなぁ、そんなふうにサクッと言えたらいいのになぁ、とよく思いました。

 

相手に何度も繰り返し聞き返したりして、申し訳ない・・・

私が英語がヘタなだけなのに、気分を害さないでほしい・・・

私がヘンな英語をしゃべっても、大目に見てほしい・・・

こんな気持ちが渦巻くんですよね。そんな時、「英語が苦手なんで」とさりげなく伝えられたら、気持ちもラクになるような気がします。

今回は、そんなシチュエーションの時に、なんて言うべき?

そして、どんなタイミングで言うべき?

私自身の経験を踏まえて書きたいと思います!

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「英語が苦手」「英語がうまくない」英語で何て言う?

まず単純に、「英語がうまくありません。」「英語が得意でありません。」「英語が苦手です。」と英語で相手に伝えるには、

1.”My English isn’t very good.”

2.”My English isn’t good.”

3.”I’m not good at English.”

4.”My English is poor.”

あたりでしょうか。

色んな意見があるかと思いますが、1. の ”My English isn’t very good.” あたりが、わりとナチュラルな表現のようです。直訳すれば、「私の英語はそれほど良くない。」。この場合、たとえば「簡単な英語ならわかるけど、ペラペラじゃありません。」というようなニュアンスが伝わります。

2. は、1.からveryを除いたもの。1.の方が、少しやんわりした言い方になります。
3. は、直訳すれば「私は英語が得意じゃない」。4.も、直訳すれば「私の英語はヘタだ」という感じ。どれも通じます。

 

あるいは、「英語が読めるけど、話すのはニガテだ。」というようなことを言いたい場合は、

“I’m good at reading English, but I’m not good at speaking English.”

とか、

“I can read English, but I can’t speak fluently.”
(fluently = 流暢に)

こういうふうにシンプルに言うのもアリです。

 

「英語が苦手」って、どんな時に使う?

ところで、「英語が苦手です」ってフレーズ、どんなタイミングで使いますか?

実は、これが重要です。

ネットを見ていると、英語で自己紹介しようとする人が考える文面に、「英語が得意ではありませんが…」的な言葉が入っていたりします。

あるいは、海外の人とメールでやりとりをする時に、最初に「英語が苦手なので、わかりづらかったらすみません。」的なニュアンスで、断り書きを入れようとする人も多いかもしれません。

これは、果たして適切でしょうか?

 

では、英語で会話する場合は、どうでしょうか?

たとえば海外に行った時、買い物をしていたらお店の人に話しかけられたり、こちらから誰かに道を尋ねなければならなかったり・・・っていう機会もあります。

そんな時、「英語が上手くなくて・・・」と、最初に言った方がよいのでしょうか?

 

日本に住んでいても、そういうことはあるかもしれません。

“Excuse me, can I ask you how to get to the Ueno Zoo ?”

すみません、上野動物園へどうやって行ったらよいか、教えていただけますか?

と話しかけらちゃったんだけど、なんとか英語で答えてあげたいんだけど、自信ない・・・って時、最初に

「私の英語はうまくなくてすみませんが・・・」

って言うべき???

 

そもそも、「英語がうまくなくて・・・」という断りは、誰のために、何のために、必要なのでしょうか?

ナチュラルな英語のコミュニケーションのために、この点について考えてみたいと思います。

 

ネイティブは「英語が苦手ですみません」と言われるとどう思うのか

ネイティブ英語教師3人が運営する、世界中で英語を学びたい人のための RealLife というポータルサイトで見つけた、この記事。

7 Things NOT to Do When Speaking English |RealLife

「英語を話す時にやるべきでない7つのこと」という記事の中で、

3. Don’t Apologize For Your Level

(あなたの英語レベルについてあやまるな ※筆者訳)

という項目があります。

内容をザッと紹介してみると・・・

(英語ネイティブじゃない)人と話す時、英語がうまく話せないことについて謝られるのは、あまり気分がいいものじゃない。相手の英語レベル(が低いこと)や、英語を間違ったからと言って、私は苛立ったり気分を害したりしない。そんなことで怒るヤツがいたら、ヒマな時に子猫をいたぶってるような悪魔に違いないよ。

きっと、自分の英語レベルについて謝ってくる人は、「本当はもっと英語をうまく話せないといけないのに…」と言う気持ちだと思う。でも自分に苛立つ必要はない。英語がペラペラになるなんて、時間がかかること。それに、誰もが、今のその人のレベルに至る勉強を、一生懸命やってきている(からこその今がある)。自分を過小評価しないで。

※筆者訳。ザックリ訳になっています。

全文が、面白くて為になるので、ぜひ元記事を読んでいただきたいです。

そう、

「本当はもっとしゃべれないといけないのに。」

「こんな英語しかできなくて恥ずかしい。」

「英語が苦手です」という言葉は、相手のためと言うより、自分自身のために言おうとしているんじゃないでしょうか?

「英語が苦手です」は、あえて言う必要はない?

「英語が苦手です」という言い方を紹介しておいて、ナンですが・・・(笑)

私自身はパースに来て、英語を話すシチュエーションになった時、結局「英語が苦手です。ゴメンナサイ」と言ったことは、ほとんどありません。

 

というのは、「英語ができないことを恥じ入る」より、自分の『ヘタな英語』を使って必要なコミュニケーションをしなくちゃならない、そっちの方が何倍も重要だったからです。

 

また、もう一つ気づいたこと。

私自身が「英語がヘタで・・・」と言うまでもなく、相手はわかっています(笑)

私の英語が「ネイティブ並み」とは程遠いこと、一言二言話せば相手は察します。そんなもんです。

私が何度も聞き返しても、うまく伝えられなくても、向こうは自分を責めたりしない。私が英語に慣れていないことを、相手はちゃんとわかっているから。

そう気づいてから、自分から「私は英語が苦手です」と言う気はなくなりました。それをどう言うべきか、あれこれ考えるのも、無駄に思えたのです(笑)。

 

今までも何度か書いていますが、パースは移民が多い都市です。私達日本人と同じように、一生懸命英語を勉強している人もいっぱいいます。

さまざまな英語レベルの人がいて、当たり前。ほとんどの人は、いちいちジャッジしないでしょう。

そりゃ~時々、英語がうまくないために、相手にしてもらえなかったり、適当に会話を打ち切られることも、たまにはあります。くやしー!と思うけど、相手の状況やタイミングもあるし、しかたがないこともある。語学を学ぶ上では、誰もがそういう経験をするでしょう。

「英語が苦手です」と言ったとしても、それは同じことだと思います。

 

日本でも、たとえば外国人の旅行者に道を聞かれるようなことがあると思います。

が、うまく英語で答えられないとしても、「英語が苦手で・・・」なんていちいち言う必要はないと思います。

ただでさえ、見知らぬ国に来て、その土地の人達が一生懸命答えてくれたら、それがたとえ「たどたどしい英語」だったとしても、相手はとってもありがたいはず。

堂々と、ベストを尽くして話すことが、相手に答える最大限の方法だと思います。

「英語が苦手でごめんなさい」「英語がヘタですみません」ということは、あえて前置きする必要はないんじゃないかなー、と、私は思います。

 

まとめ

日本では、謙遜の意味も込めて、「英語がうまくなくてすみません」的なことを言いたくなりますよね。

それに実際、自信のなさや、相手に手間取らせて申し訳ないキモチ、「大人なのに、こんなことも英語で言えない」という恥ずかしさなどもあると思います。

 

でも、考えてみれば、「英語を学んでいる途中」なのだから、ヘタで当たり前じゃないですか?

英語ネイティブじゃないんだから、ネイティブのように話せなくて当たり前ですよね?

おそらく今この記事を読まれている方は、社会人になって、40歳とか過ぎて、働いたり子育てや家事をしながら、英語を勉強していらっしゃる方も多いでしょう・・・ステキなコトじゃないですか!

自分から進んで英語を学んでいる。何歳になっても学ぼうとする姿勢があるって、素晴らしいことですよね。

英語がヘタなことより、「英語を学んでいる」ということに自信を持ちたいです。

 

こうしたことをふまえた上で、シーンによって、サラッと「英語が苦手です」と言えると、便利なこともあります。

たとえば、相手とコミュニケーションする中で、自分が英語を勘違いしていたことが分かった時に、「ワタシ英語がうまくないから、スムーズに理解できなくて申し訳なかったわ。」みたいなことを、後からちょろっと付け加えることはあります。

 

また、パースに住んでいると、時々携帯にアンケートや宣伝・勧誘の電話がかかってくることがあります。そんな時、

“I’m not good at listening English, so can you say it again more slowly?”

とか言ってみると、「あ、じゃあいいわ、バイバイ~」と言って切られることがあります(笑)。

このくらい厚かましく(笑)「英語が苦手なんで~」って言えるようになると、便利なこともあります。

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