学校の英語の授業で、どんなに難しい文法や単語を覚えて、試験で高得点を取れたとしても・・・
いざ日常の中で英語を使う、となった時に、こんな簡単なことが言えない!知らない!ということは多いものです。
その一つが、「日付」のこと・・・。
まず、今日の日にちがすんなり言えない(笑)。
書く時も、、、何から書くの?年から?月から?日から?
というところから始まり・・・以外にハッキリとわかっていないものだな、と、自分で思ったことがあります。
今回は、一度しっかり覚えてしまいたい!日付の読み方・書き方について、まとめたいと思います。
日付の書き方
日本では、「2017年 1月 20日」などのように、「年 月 日」の順番で表します。
英語では、アメリカ英語とイギリス英語で、順番が異なります。
アメリカ英語は、「月 日 年」の順番。
イギリス英語は「日 月 年」の順番です。
たとえば、2017年11月16日 なら、
【アメリカ英語】
11/16/2017 または 11/16/17(カジュアルな書き方)
November 16, 2017 または November 16th, 2017(一般的な書き方。)
【イギリス英語】
16/11/2017 または 16/11/17(カジュアルな書き方)
16 November 2017 または 16th November 2017(一般的な書き方)
と書きます。
私の住むオーストラリアでは、イギリス英語のスタイルです。
たとえば、食品の賞味期限なども、こちらではイギリス英語のスタイルで書かれています。
私はパースに来たばかりの頃、「どうしてどの食品も、賞味期限が同じ日なんだろう?」と思ったことがありました。
それは私が、日本の感覚で、「年/月/日」だと思って見ていたためで、右端の数字を日だと思い込んでいたのです。
間違いに気づいた時、「国が違うってこういうことなのか~」と、妙に納得した記憶があります(笑)。
曜日をつける時
日にちを書く時、曜日もつける場合は、どうしたらよいでしょうか?
アメリカ英語でもイギリス英語でも、日付の先頭に曜日をつけます。
【アメリカ英語】
Thursday November 16, 2017
Thursday November 16
など
【イギリス英語】
Thursday 16th November 2017
Thursday 16 November
など
日付(月と日)の読み方
日付の書き方のところでもわかると思いますが、『日』には、数字の順番を表す言い方をします。
1 = first, 2 = second, 3 = third, 4 = forth, 5 = fifth …
という読み方です。4以降は、基本的には、数字の後にthを付けて読みます。
ちなみに、21 = twenty-one ではなく、twenty-first。
22 = twenty-second, 23 = twenty-third, 31 = thirty-first
なので、気をつけてください。
たとえば、11月16日 を例にすると、読み方は以下のようになります。
【アメリカ英語の読み方】
November sixteenth
※数字(sixteenth)の前に、theを入れてもよい、とする説もあります。
【イギリス英語の読み方】
the sixteenth of November
※頭のtheや、日と月の間のofは、省略してもよい、とする説もあります。
年(西暦)の読み方
ところで、1983年、2017年、など、西暦ってどう読むのでしょう?
今のところ、
【2000年より前】
左の2ケタと右の2ケタを別々に言います。
1492: fourteen ninety-two
1908: nineteen oh eight
1983: nineteen eighteen-three
1700: seventeen hundred ← ピッタリ100年単位の時は、こういう言い方。
【2000年以降】
two thousand + 下の2ケタ、または、左の2ケタと右の2ケタを別々に言います。どちらもありです。
2000: two thousand ← 2000年ピッタリの時はこういう言い方。
2003: two thousand and three または twenty oh three
2017: two thousand and seventeen または twenty seventeen
two thousand and … と、twenty …、どっちがいいのか?
というのは、特にないそうで、どちらでもいいみたいです。
私自身の感覚では、オーストラリアのニュースなどを聞いていると、two thousand and…の方がよく耳にするような気はします。
自分の周りでよく使われているような言い方でよいのでしょう。
あるいは、自分が言いやすい方で。。。
まとめ
日付の書き方、読み方は、アメリカ英語とイギリス英語で異なる、というところが、まず驚きますね。一口に「英語の国」と言っても、こんな基本的なことさえも、違うなんて・・・。
日本で英語を勉強する方は、頭に入れておくとよいかもしれません。
私の住むオーストラリアはイギリス英語ですので、たとえば、
“School starts on Wednesday 1st February this year.”
今年は2月1日水曜日から学校が始まる。
“We came to Perth on 26th April 2013.”
私達は2013年4月26日にパースへ来ました。
という言い方になります。
自分の誕生日などを、英語で書けるよう、言えるよう、練習してみてはどうでしょうか?
一度ルールを覚えてしまえば、いざ日付を書いたり言ったりしなければならない時も、怖くありません!
英語を使う上では、必ず必要となる知識なので、ぜひともしっかり覚えておきたいですね。