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英語の会話で大定番の副詞!絶対覚えたい11コの『-ly』。

英語での言い方

英語で会話する時、英語の文の中には、必ずなければならない単語があります。

端的に言えば、「主語+動詞+目的語」といった、文の骨格となる部分。

英語を学び始めた初心者の段階では、英語で何かを話そうと思った時、とにかくこの部分を言い表すことに集中すべきです。相手が英語で言っていることを理解するためにも、まずこの部分を聞き取ることが、最も大切なことです。

しかしネイティブの人は、実際には文の中に、「主語+動詞+目的語」以外の単語を色々と入れてしゃべっています。

その中でも、ある単語の意味を強調したり、あるいは文全体を強調したりニュアンスを足すために使われる単語があります。

これらの単語は、文法的には「副詞」にあたるものですが、文頭につけて文全体を強調したり、省略してあいづちのように使ったり、と、カジュアルな会話の中でも多用されるものがあります。

こうした単語の意味と使い方を覚えてしまえば、シンプルな文に付け加えるだけで、抑揚のある表現に早変わりすることができます。

 

今回の記事では、そのような、文の意味を強調したり、ニュアンスを足すためによく使われる11個の単語を紹介しようと思います。

実際にネイティブの人も、話す時によく使うものなので、聞き取る際にも役に立つこと間違いなし!

1.really

これは本当によく使われるので、真っ先に覚えたい言葉です。

意味としては、まんま、「本当に」と強調する時に使われます。

 

“I’m really tired today.”

今日は本当に疲れている。

 

“Kids really love chocolates.”

子ども達って、ホントにチョコレートが好きだよね。

 

reallyはたいてい、動詞の前に入ります。または、「be + 動詞」の場合なら、 be と動詞の間に入ります。

あるいは、強めたい言葉の前に置くこともできます。

“She is working really hard.”

彼女は本当に一生懸命やっている。

 

また、あいづちとしても使えます。

A: “I saw your ex-wife at the shopping centre yesterday.”

B: “Really? ↑(最後は上げ気味に発音する)

 

A「昨日ショッピングセンターであなたの元奥さんに会ったよ。」

B「ホント?」

 

reallyを使う時の注意点ですが、否定文の時だけ、挿入する位置に気を配る必要があります。

“It’s not really spicy.”

そんなには辛くない。(’really spicy’ ではない)

 

“It’s really not spicy.”

本当に(まったく)辛くない。

 

2.absolutely

「絶対に」「完全に」「完璧に」っていう意味で、口語ではよく、言いたいことを強調する時に使います。

“That’s absolutely true.”

それはもう完全に真実です。

 

“There was absolutely nothing we can do about it.”

私達にできることは本当に何一つなかった。

 

また、あいづちとして、Yesの強い意味で使うことができます。

A: “It was an excellent film, though.” 

B: “Absolutely!“ 

 

A「それにしても素晴らしい映画だったね。」

B「そりゃもう本当に!」

 

3.definitely

「確かに」「確実に」「疑いようがなく(= without any doubt)」という意味で、動詞や形容詞を強める時に使います。

“I definitely saw Sandra getting on the bus.”

サンドラがバスに乗るところを確かに見たよ。

 

“Your cake is definitely the best I’ve ever eaten.”

あなたのケーキは今まで食べた中でも確実に最高だよ。

 

また、definitelyも、Yesの強い意味で、返事や相づちとして使えます。

A: “So we’ll see you on Sunday at 7 o’clock?” 

B: “Definitely!”  

 

A「それじゃあ日曜日7時に会えるね?」

B「確かに!」

 

4.actually

「事実として」「実際に」(= in fact) という意味で使われます。

「本当に事実通りだ」、というニュアンスで使われる時もあります。

一方で、「(こう思われるかもしれないけど)実際には、事実としてはこうだ」、というようなニュアンスでも使われます。

“I can’t believe it actually happened.”

本当に(実際に)そんなことが起きたなんて信じられない。

 

“You might think he is mean, but he’s actually generous and kind.”

あなたは彼のことをケチな男だと思うかもしれないけど、実際には気前がよくて親切だよ。

 

また、会話の中では、相手や自分が以前に言ったことを訂正する時や、言い換える時に使ったりもします。

“I think it was yesterday… no, actually it was Monday morning.”

(それは)昨日だったと思うな、、、いや、(実際は)月曜日の午前中だったよ。

5.completely

「完全に」「すべての点において100%」、というような意味を付け足します。

“I agree with you completely.”

完全にあなたに同意します。

 

“She’s completely mad.”

彼女は完全に頭に来ている。

 

6.totally

totallyは、completelyと同じ意味で使われます。

また、口語表現では、言っていることを強調する意味で使われます。

 

“I’m sorry, I totally didn’t mean it.”

ごめんなさい、そんなつもりはまったくなかったのですが。

 

7.exactly

その情報が「厳密に」「きっかりと正しい」「正確に」ということを強調する単語です。

“The journey took exactly three hours.” 

その旅程はぴったり3時間かかった。

 

“This is exactly the same as yours.”

これはあなたが持っているものとまさにまったく同じです。

 

また、会話で使われる場合は、「まさに」「本当に」という感じで、言葉を強調する目的で使われます。

“What exactly do you mean?”

それ、ホントにどういう意味?

 

A: “You mean that you’re going to tell me the truth?” 

B: “Exactly.” (= That’s exactly right.)

A「本当のことを話すつもりがあるってこと?」

B「その通りだよ。」

 

8.basically

「基本的に」という意味で使います。

“These two models are basically the same. One of the main differences is colour.”

この2つのモデルは、基本的には同じです。主な違いとしては、色などです。

 

また、文頭につけて、文全体に対し「基本的には」と強調することができます。

Basically, we can’t use this entrance after five o’clock.”

基本的に、5時以降この入り口は使えません。

「基本的には」という意味を付け加えるので、細かな点では例外があるかも、というような含みを持たせることができます。

 

9.generally

「概して」「一般的に」「たいていは」といった意味で使われます。

“Non sugar drinks generally contain artificial sweeteners.”

ノンシュガードリンクには、たいてい人工甘味料が入っている。

 

あるいは、文頭につけることもできます。

Generally, we have little rain in summer in Perth.”

たいていの場合、パースでは夏にはほとんど雨が降らない。

10.especially

「特に」「特別に」「とりわけ」というような意味で、普通のものと比べて特別に、という感じをつけます。

“This variety of rose is especially hardy and drought-resistant.”

この品種のバラは、特に寒さと乾燥に強い。

 

また、会話の中では、以下のような感じで、自分の言ったことに付け加えるような使い方もできます。

“I like fruit, especially peaches and strawberries.”

私は果物が好き、特に桃といちごが。

 

“It’s great to visit Margaret River, especially in summer.”

マーガレットリバーへの旅行はとても素晴らしいよ、特に夏は。

 

11.apparently

これは、特に文頭に置いて、「聞いたところでは・見たところでは・・・らしい」という意味を付け足します。
自分自身が確かにわかっているわけじゃないけど、という意味を付け加えることができます。

Apparently, they’ve run out of tickets for the show.”

どうやら(聞いた話によると)、ショウのチケットは売り切れたみたいだよ。

アクセントが先頭ではないので(apparently)、注意しましょう。

発音を聞きたい場合はコチラ → apparently|Cambridge Dictionary

 

まとめ

まず英語を話すために最も大切なことは、会話の中でキーとなる「主語+動詞+目的語」をハッキリ伝えること。また、やりとりの中でキーワードとなる言葉をしっかり理解し合うことだと思います。

ですが、実際の会話と言うのは、最低限の単語だけではなく、意味を強めたりニュアンスを足すような言葉も、よく使われます。

今回紹介した言葉を会話にうまく取り入れることで、ナチュラルな英語表現に一歩近づくのでは?と思います!

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