ネイティブ英語に頻出!get+形容詞、get+過去分詞の使い方

数多くの英単語の中でも、基本中の基本である単語、get。

ですが、むしろあまりに基本過ぎて、意外と使い方が難しかったりしませんか?

たとえば私の持っている電子辞書Ex-wordに入っている「ジーニアス英和辞典」では、

get:

1. <人が><物・事>を得る、手に入れる

という意味が一番先頭に出てきます。

このように、「get = 何かを得る」と覚えている人が多いと思いますし、それは正しいです。

しかしながらそれとは別に、特にネイティブの口語表現の中でよく使われる、get の使い方があります。

この場合、「得る」という意味で考えてしまうと、どうしても文をうまく理解できません。

今回は、特にカジュアルな英語表現で使われる、get の使い方を説明します。これも、英語ネイティブの先生から教わった時、目からウロコでした!

これを知っていれば、たぶん、今まで???だった get の文が、一気に理解できるようになりますよ!(私がそうだった・・・)

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get + 形容詞 = (~に)なる

まず、基本中の基本の話から始めます。

たとえば、夜になると、外は暗くなります。

夜11時に、街灯もない外へ出た時・・・そこはすでに真っ暗。そんな時たとえば、暗いね。足元に気をつけて」というふうに言うと思います。英語では、こんなふうに言います。

It‘s dark. So watch out for your steps.

次に、部屋の中に入って電気をつけた時、「外は暗かったね。」なんて過去形で言いますよね。英語ではこう言います。

It was dark outside.

このように、

主語 + be + 形容詞 = ~(な状態)である

なので、

“It’s dark.” 「暗い」。(現在形)

“It was dark.” 「暗かった」。(過去形)

という状態を表しています。

ところで、「冬は5時頃に暗くなるなんて言う時は?

英語では、

It gets dark about 5 o’clock in winter.

では、夕方外を歩いていて、陽が傾きかけた時、「暗くなってきたね。」なんて言う時は?

It’s getting dark.

そして、家に着いた頃にはすっかり暗くなった・・・「あっという間に暗くなったね。」という時は?

It got dark very quickly.

このように、「be + 形容詞」の代わりにget + 形容詞」が使われると、「~になる」という変化を表します。

主語 + get + 形容詞 = ~になる

主語 + is getting + 形容詞 = ~になってきた(~の状態になりつつある)

主語 + got + 形容詞 = ~になった

例文)

I‘m hungry.

おなかが空いている


I got hungry.

おなかが空いた!


You’ll get hungry later.

(あなたは)後でお腹が空くだろう。


I’m getting hungry.

お腹が空いてきた(きている)。

She is angry about that.

彼女はそのことで怒っている。


She gets angry when I’m late.

私が遅刻すると彼女は怒り出す。


She got angry when she heard the news.

その知らせを聞いた時彼女は怒り出した。

He is married.

彼は結婚している(既婚者だ)。


I wanna get married by the time I’m 30.

30歳までに結婚したい。

※wanna = want to

ところで、 become は「~になる」じゃないの?

私が学生だった頃は、学校で

  • is  → ~である
  • become  → ~になる

と教わりました。

だから最初、私は、

It becomes dark. = 暗くなる。

なのかと思っていました。

becomeも確かに「~になる」という、変化を表す動詞として、使われないわけではないようです。

ですが、一般的に使われるケースとしては、

Finally she became a famous photographer.

最終的に、彼女は有名な写真家になった。


Prince Juan Carlos of Spain became king in 1975.

スペインのファン・カルロス王子は、1975年に国王になった。


You will be a great scientist when you become a grown-up.

あなたは大人になったら、すばらしい科学者になるよ。

のように、become + 【名詞】 で 「~(名詞)になる」と使われたり、

Eventually it became clear that our emotions, attitudes, and thoughts profoundly affect our bodies, sometimes to the degree of life or death.

結果として、私達の感情、態度、思考は、時として生死におよぶほどに私達の体に深く影響を及ぼすことが明らかになった。

のように、ニュースや記事の書き言葉で使われたりすることが多いようです。

普段、日常的な会話の中で「(状態が)~になる」という変化のニュアンスを込めたい場合は、「get + 形容詞」がよく使われます。

get + 過去分詞 = 受け身

もうひとつ、英語の口語表現でよく登場するのは、「get + 過去分詞」です。

英語の文法で、『受け身(受動態)』というのがあります。

【受け身でない・通常の文】

The employer pays money to employees monthly.

雇用主は、毎月従業員に賃金を支払う

【受け身の文】

Employees are paid money monthly (by the employer).

従業員は、(雇用主により)毎月賃金が支払われる

この時、be の代わりに get を使うこともあります。

主語 + 動詞 = ~する

主語 + be + 動詞の過去分詞 = ~される(受け身)

= 主語 + get + 動詞の過去分詞

be も get も同じように受け身の表現に使われますが、get は特にカジュアルな口語表現で使われることが多いです。

We get paid monthly.

私達は月一でお給料もらってるよ。

例文)

She wants to be involved in the club.
 = She wants to get involved in the club.

彼女はそのクラブに参加したい。

He was promoted to manager last year.
 = He got promoted to manager last year.

彼は昨年、マネージャに昇進した。

My left knee was hurt.
 = My left knee got hurt.

左のひざをケガした。

※この hurt は過去分詞

まとめ

今回紹介した get の使い方は、実はネイティブの英会話の中では非常に良く出てくる表現です。

「get + 形容詞」という形は、こんなフレーズによく使われますし、

I hope you’ll get better soon.

早く良くなりますように。(病気やけがなどが)


It’s getting closer!

近づいてきてる!もうすぐだ!(イベントの日など、あるいは物理的な物が)


She got mad because he ate a piece of her pizza. 

彼が彼女のピザを一切れ食べたので、彼女はキレた。

「get + 過去分詞」は、こんなフレーズによく登場します。

I got so scared.
(= I was so scared.) 

とってもこわかった。

I got surprised!
(= I was surprised!)

びっくりした!

こうした使い方は、洋楽の歌詞にも出てきます。

1997年にリリースされ、日本でもよくかかっていた、チャンバワンバの『I Get Knocked Down(Tubthumping) 』という歌では、

I get knocked down

But I get up again

You’re never gonna keep me down

… 

I Get Knocked Down(Tubthumping) by Chumbawamba

という歌詞が出てきますが、I get knocked down = I’m knocked down とわかれば、すごくスッキリ意味がわかるはず!

get は、他にもさまざまな使い方があるので、紛らわしい単語ではありますが、いくつかの使い方のパターンを覚えてしまえば、深く考えなくても理解できるようになります。

私自身も、このget の使い方を覚えてから、英語を理解するのが一段ラクになりました。

コミュニケーションに使える英語を学びたい、と思っている方には、ぜひ知っていただきたい使い方です。

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