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英語と日本語でまぎらわしい!間違いやすい意外な英単語13選。

英語での言い方

今の時代、日本語の中でも英語は頻繁に使われています。

そのため、日常の身の回りにあるものや、身近な言葉については、日本人でも馴染みの深い英単語と言うのは、実は多くあるんですよね。

たとえば、ソックス、フォト、ウォータープルーフ、プライバシー、レスペクト・・・日本でもそのままの言葉で、結構違和感なく使われています。

だから、いざ英語を話さなければ!という時になっても、苦し紛れに知っているカタカナ単語を駆使すれば、なんとか伝えられることもなきにしもあらず。

・・・が。

中には、日本語でもすごく親しみのあるカタカナ単語で、英語でも確かにそういう単語があるのですが、「意味が違う!」というものもあります。

 

実はそういう単語が、クセモノなのです!

 

ハナから知らない英単語であれば、私達は「英語として」覚えようとします。

が、日本語として馴染みのある英単語ほど、英語を話す時でも同じと思い込んで、本当の意味をしっかり確認せずに、使ってしまいがち。

そして、、、一生懸命英語っぽく言ってるのに、通じない(汗)

 

そんな私自身の体験をふまえ(笑)、この投稿では、

「英語なのに、日本語の中で使われる時と、意味が違う!」

13の英単語を紹介したいと思います。

 

1.スマート

「スマート」という言葉は、日本語では、一般的に「太っていない」とか「すらりとしている」みたいな意味で使われますよね。

あるいは、「スマートなやり方」など、態度や行動が野暮ったくなく、カッコいい様子を表す時にも使われます。

 

英語にも、smart という単語(形容詞)はあります。

が、

“He is smart.”

と言った時、最も一般的な意味は、「彼は頭がいい。」「彼は賢い。」などという意味になります。

あるいは、人がオシャレでスタイリッシュな装いをしているようすだったり、モノや場所が流行りのこなれたスタイルやデザインである様子を表します。

“You look very smart.”

とてもおしゃれだね。

 

一方、(人が)太っていない、見た目が細い、ということを表したい時は、slimという形容詞がよく使われます。

“He is slim.

彼はやせている。

 

2.ハンドル(車・自転車)

車のハンドル。

英語でも疑わずに handle と言ってしまいそうですが・・・それは間違いです。

車のハンドルは、英語では steering wheel と言います。

発音は電子辞書やオンライン辞書などでチェックしてくださいね。

また、自転車のハンドルは、handlebar といいます。

handle (名詞)は、ナイフの柄や、かばんの取っ手などの、手で持つところを表します。

 

3.メール

日本語では、gmailなど、ネットで送る電子メールのことをよく「メール」と言います。

が、英語で mail と言うと、郵便で送る手紙のこと(または小包なども指す)。

 

英語で電子メールのことは、email (発音に注意)と言います。

 

4.グラマー

日本語で、「グラマー」という言葉は、よく女性の体形を表す時に使われます。
女性らしい、セクシーでメリハリのある体形の女性のことを、「彼女はグラマーだ」「グラマーな女性」等と言います。

 

英語でも、glamour という単語があります。

が、この単語は名詞であり、「ある種の人や場所・職業などが放つ、豪華で輝かしく、気持ちを高揚させるような魅力」を表します。

特に、高い地位や名声、お金がふんだんにあることからくる魅力を指します。たとえば、叶姉妹みたいな(あ、彼女たちは実際に日本語の意味でもグラマーですが 笑)。

実際には、こんな使われ方をします。

“The Glamour of the 1930’s”

1930年代の魅力(1930年代の豪華なドレスや装飾品の展示会の名称)

性的な魅力を表すこともあるようですが、そうとは限らないことに注意です。

そして、名詞であることに注意。

 

また、別の言葉で、grammar もあります。こちらもグラマーと発音は似ていますが、「文法」という意味です。

5.ビニール袋

お買物の時にお店で商品を入れてくれる、ビニール袋

このビニールって、ビニール素材のことだから・・・ビニール・バッグ、で通じる???

 

英語では、plastic bag と言います。

日常的によく使われる言葉なので、覚えておくといいですね。

日本語の、「樹脂製プラスティック=ビニール」という素材を表す英単語は、vinylです。

発音に注意。

また、vinylといえば、昔のレコードのことも表すらしいです(聞いたことないけど)。

 

6.ヒップ

日本語で「ヒップ」といえば、一般的に「お尻」をイメージする人が多いでしょう。

お尻が垂れないようにエクササイズすることを「ヒップアップ」とか言いますよね。

 

が、英語で hip と言ったら、いわゆる「腰」の横の部分。骨盤とくっつく足の付け根あたりの横の部分、このあたりのことを指します。

こんなポーズをしている人を、“standing with hands on hip” と表現します。

Portrait of smiling mechanic standing with hands on hip in repair shop

 

お尻とはちょっと違いますよね~。

ちなみに、日本語でいう「お尻」は、bottom です。

 

7.テキスト

日本語では、「テキスト」と言えば、一般的には勉強の時に使う参考書・教科書のことを指します。

英語では、単純に text と言うと、本や印刷物に書かれた「文字部分のコンテンツ」のことを主に表します。

 

また、最近よく使われるのが、動詞で text を使った場合、携帯でSMSを送る、という意味です。

“I’m gonna text you later.”

後でテキストメッセージ(SMS)を送るよ。

覚えておきたい使い方です。

 

教科書・参考書の意味では、textbook が一般的でしょうかね。

 

8.ファンシー

ファンシーという言葉は、日本語では「ファンシー雑貨」とか「ファンシーショップ」などのように使われ、主にカワイイ系の、女の子向けをイメージするようなデザインだったり、様子を表すと思います。

 

英語でも fancy という単語があります。

複数の意味を持つ単語ですが、もっとも基本的な使い方は、動詞で fancy = want(欲しい)という意味です。

“Would you fancy a drink?

飲み物が欲しいですか?

あるいは、fancy ~ing  = want to ~(したい)です。

“Do you fancy going out for a meal after work?”

仕事の後、外へ食事に行きたいですか?

= ”Would you like to go … ?”

= ”Do you want to go …?”

= ”Do you feel like going …?”

 

また、形容詞 fancy を使う場合は、「装飾が凝っている」「派手な」とか、「高級な」「オシャレで上品な」というような意味になります。

fancy cakes = デコレーションが凝ったケーキ

a fancy restaurant = 高級なレストラン

 

9.スナック

日本で「スナック」と言うと、一般的には「スナック菓子」のことを思い浮かべますね。
ポテトチップスとか、コーン菓子とか、、、をイメージします。

ですが、英語で snack と言う場合には、メインの食事ではない時に食べるもののこと、つまり「おやつ」とか「間食」みたいな意味です。

“Most of the snacks served to children should be fruits and vegetables.”

子ども達に食べさせるおやつは、果物や野菜であるべきだ。

 

10.パトカー

警察官が乗っている車。

日本では、パトカーと言います。

パトカーは、パトロールカーのこと・・・だから英語ではpartol car???

英語では基本的に、パトカーのことは police car と言います。

patrol car と言っても通じるかもしれませんが・・・

 

11.ミニカー

子どものおもちゃのミニカー。

英語では何て言う、、、mini car???

 

英語で mini car というと、ミニクーパーのような、小型車のことを言います。

子ども用のおもちゃのミニカーは、toy car といいます。

 

12.リフォーム

家を改装する時など、日本ではよく、「リフォームする」って言います。

英語でも、reformという単語がありますが、こちらは、「物事を改善したり、修繕してよくする」という意味があり、特に「制度や政治などを改革する」という意味で使われます。

tax reform 税制改革

reformは、名詞でも動詞でも使われます。

 

家のリフォーム、つまり「古い建物を改装すること」は、renovate(動詞)/renovation(名詞)といいます。または remodel (動詞)も使われます。

また、イメージチェンジのため、部屋の模様替えや内装などを変える意味では、makeover(名詞)という言葉がよく使われます。

 

13.ビーチサンダル

夏のビーチに欠かせない、ビーサン。

英語では、、、beach sandal ???

・・・と言っても、相手には通じないかも。

 

実際には、ビーチサンダルは thongs または flip flops と言われます。

ただ、アメリカでは thongs というと、女性のセクシーな下着のことを言うらしいんですね(笑)。なんじゃそりゃ。

オーストラリアではどっちでもビーサンの意味でOKです。

 

まとめ

今回は、私がオーストラリア・パースに来て、とりあえず知らなくて「困った!」「戸惑った!」と思った単語を挙げました。

思わず、頭に浮かんだカタカナを英語っぽくして言いたくなりますが、それで通じないのは、発音のせいではありません。。。

日本語の中にも、英語が多く使われるようになり、単語を覚えるには便利だな、と思う反面、気をつけないと勘違いをしたままになってしまいます。

英語での例文を色々と読み、「アレ?」と思ったら単語の意味をきちんと辞書でチェックする、という習慣が大切ですね!

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